子どもに合ったお弁当箱の選び方

こんにちは。私学妙案研究所です。4月から新生活がスタートし、毎日お弁当を持っていくことになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方たちには、私たちが運営している「N’s KITCHEN」にお弁当レシピ、おかずごとのレシピ、お弁当づくりに役立つコラムを掲載しているので、ぜひご覧ください。

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さて本日はその中から、お弁当箱の選び方にについてお知らせします。

 

小学校低学年は450mL、高学年は600mL、中高生は600-800mL

お弁当箱を選ぶ前に想定しておきたいのが、お弁当箱の大きさです。

お弁当箱の大きさは、お弁当の総カロリーとほぼ同じと考えてよく、厚生労働省が出している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」から、身体活動レベル「ふつう」の男女の推定エネルギーを出し、お弁当で摂るべきエネルギーを30%とすると、小学校高学年の食事量は約600kcalになります。

 

これを基準として考えると、個人差はあるので、あくまで目安ですが「小学校低学年=450mL」「小学校高学年=600mL」「中学生、高校生=600~800mL」を想定して選ぶとよいでしょう。お弁当箱の裏面やパッケージを見ると、mL(ミリリットル)の単位でお弁当箱の容量が記載されていますので選ぶときに確認してください。

 

ごはんがふっくら 曲げわっぱ弁当箱

薄くスライスした木材に熱を加え、曲げ加工をして貼り合わせた曲げわっぱ弁当箱。お弁当づくりをする方なら一度は憧れるのではないでしょうか。曲げわっぱ弁当箱は通気性が高く、お弁当箱自体に吸水性がありますので、ごはんやおかずがべちゃっとするのを防いでくれます。曲げわっぱならではの木の香りが好き、という方も多いです。一方で、お弁当箱にカビが生えやすいので、洗った後十分に乾かす必要があります。毎日同じお弁当箱を使うのは難しいという声も。お弁当箱を学校に忘れてきてダメにしてしまったという話も聞きます。また、蓋にパッキンなどはついていないので、汁気の多いおかずは汁モレの危険性がありますので、しっかりと汁気を切って入れるようにしてください。

 

通学カバンにそのまま入るスリムな弁当箱

お弁当バックではなく、お弁当箱を直接通学カバンに入れて持って行きたい、というお子さまには、スリムなお弁当箱がおすすめです。横向きにして入れる1段タイプと、そのまま入れる2段タイプがあります。横入れタイプは、汁モレのリスクが高まるので、パッキンがしっかりしたものを選び、かつ防水性のあるお弁当ケースを使ってください。2段タイプは1段をごはん、もう1段をおかず入れに使うケースが多いと思います。ごはんとおかずを分けたい方にもおすすめですが、どうしてもどちらかの辺が長いお弁当箱になるため、丸形、正方形の大きめのおかずは、切って入れることになります。小さめのおかずは入れやすいですよ。

 

昼まであったか スープジャー弁当

お昼に温かいものが食べたい場合は、スープジャーやフードジャーの活用がおすすめです。朝しっかり予熱して、専用ケースに入れてもっていけば、6時間はあたたかいまま食べられます。大きさも色々あります。200mLはお味噌汁やスープに。400mLはスープパスタやカレーとご飯を入れても。500mLだと口も広くなるので、牛丼なども持っていけます。丼のごはんと具は別々に持って行きたいという方のために、ごはんとおかずが区切れるタイプのものもあります。300mLのスープジャーと250mLの常温の容器がセットになったお弁当箱も、使い勝手が良く、おすすめです。

 

スープジャーの機能や他のお弁当箱についても、エヌズキッチンのウェブサイトで紹介しています。お子さまの好みや使い方に合わせて、選んでくださいね(清水)。