自由研究の選び方

私学妙案研究所では毎年「自由研究フェスタ」という体験型のイベントを実施してます。夏休みになると毎年、自由研究は何にしたらいいのか頭を悩ませることが多いと思います。今日は、そんな自由研究の選び方についてご紹介します。

 

小学生の学年に合わせたテーマを決めよう!

自由研究のテーマにはおおまかに工作・観察・実験という3つのテーマがあります。それぞれ学年に適した自由研究のテーマを選んでみましょう。

 

【1~2年生の低学年:1日でできる「工作系」がオススメ】

低学年は、自分一人で根気よく続けるということがまだまだ難しい学年です。もちろん一人でできることの範囲もあまり広くありません。1日でできるようなものをチョイスし、テーマとしては紙粘土で貯金箱を作るような低学年でも興味を持ちやすく、遊びの一環でできるような工作系がオススメです。

 

【3~4年生の中学年:1週間ほどで終えられる「観察・採集系」がオススメ】

中学年は、1日で終わるものは簡単すぎますし、日数を要するものだと飽きてしまうためテーマ選びがシビアな学年です。そのため、1週間ほどで終えることができる「観察・採集系」がオススメです。例えば昆虫観察キットなど観察・採集が両方できるテーマなので取り組みやすいでしょう。虫が苦手な場合は、花や植物の採取・観察ができるものが良いでしょう。

 

【5~6年生の高学年:「じっくり取り組めるもの」や「実験系」がオススメ】

高学年になると、自分で考えたり疑問を解決する力がついてきていると思うので実験系の自由研究がオススメです。理科実験などで興味を持っているお子さんも多いと思いますので電気の仕組みを調べるものや紫外線を使った実験などもオススメです。

じっくり取り組める工作系として重曹クエン酸などを使ったバスボムづくりなども楽しく取り組むことができると思います。もちろん、疑問をしっかりと持った上で予想、結果、考察までしっかりと行いましょう。

 

今年の自由研究フェスタの講座選びにも、ぜひ参考になさってくださいね。(岡田)