芸術の秋!子どもの感性を育むにじみ絵のご紹介

濡れた画用紙に水で溶かした絵の具で描く、独特の絵画手法「にじみ絵」。楽しいのはもちろんのこと、子どもの感性を育む効果も期待できるそうです。にじみ絵は、小さい子どもたちにとっては色遊びです。色が自由に広がったり、色と色が混ざり合い違う色が生まれるといった小さな驚きが体験できます。純粋に色を楽しむこと、それがにじみ絵の醍醐味。子どもの色彩感覚を養うのにとても役立つそうです。

 

 

【芸術を通して心を育てるシュタイナー教育

もともとにじみ絵は、シュタイナー教育に取り入れられている絵画教育法です。19世紀の思想家であるシュタイナーは、0~7歳に「意志」、8~14歳に「感情」、15~21歳に「思考」を育むことで、意思を持った真に自由な大人に育つと考えました。そして教育における芸術の必要性を重視したのです。「教育は芸術的に行われるべきである」というのがシュタイナーの考え方です。

 

シュタイナーの教育の理論は難しく、敷居の高いイメージがありますが、にじみ絵なら気軽に取り入れられるのではないでしょうか?美しく透明感のある色で形にとらわれずに描き、その変化を楽しむにじみ絵は、小さな小友の心と身体を伸びやかに発達させるのに最適な方法だと思います。

 

過去の自由研究フェスタでもにじみ絵とは少し違いますがソルトペインティングの作り方もご紹介していますので、ぜひご参考にしてみてください!

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子どもたちの感性に刺激を与えるにじみ絵。芸術の秋だからこそ、いつもと違う色彩体験をしてみてはいかがでしょうか?(岡田)